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版元在庫復活のため受注再開(10/19)
月替りの読書便/八月
川添い「月替りの読書便」は、今時分に読みたい1冊と、川添いの庭から生まれた菓子2点をお届けします。
夏の間は、ポスト便にて焼き菓子をお送りすることが難しくお休みをいただいていたため、五月ぶりの読書便です。田んぼの稲穂がその頭を重たげに揺れているのを見て、庭の虫が鈴を鳴らすように音を出すのを聞いて、少しずつ秋に向かっているのを感じる今日このごろ、読書便が再開できるのをうれしく思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は今月復刊されたW・サローヤンによる小説『パパ・ユーア・クレイジー』を選びました。海辺の家で、大人と子どもが対等に在る。どこか『センス・オブ・ワンダー』を思い出させる父子のやりとり。作家にとって大切な言葉を分けてもらっているという感覚で、この夏、少しずつ読み進めました。訳はあの伊丹十三。訳者あとがきの「私は、この小説を、読んでは訳し、訳しては読んで一と夏を心地よく過ごすことができた。」という一文を読み、奥付の復刊日が「8月31日」となっているのを見て、ああ、この本にしようと思い立ちました。
一緒にお送りする菓子は、川添いの庭で育ったバジルやハーブを使ったものを予定しています。暑さという制約で、いつものように本からイメージした菓子はお送りできませんが、翻っていましかできない菓子をお楽しみいただけたらと思っています。(再受注にあたって「本から生まれた菓子」「季節の菓子」の2点に変更となりましたのでご了承ください)
◯本
『パパ・ユーア・クレイジー』(ウィリアム・サローヤン/著 伊丹十三/訳)
長らく絶版となっていた、米国人作家ウィリアム・サローヤンによる小説が復刊。翻訳は伊丹十三。表紙写真は、昨年刊行された西山勲による写真集『Papa, You’re Crazy 〈クジラと天体、父の島〉』の一枚。装いを新たに、また新たな読者を獲得し、この先もまた読み継がれていくであろう美しい一冊。涼しくなっていく晩夏の夕暮れどきにいかがでしょうか?
◯菓子 ※写真はイメージです
本から生まれた菓子『パパ・ユーア クレイジー』
季節の菓子
◯値段
2,970円(税込)
※うち書籍代 1,870円
※ポスト便にてお届けします(送料 300円)
※日時指定はできませんのでご了承ください
◯予約締切
10/24 (土) 23:59(10/30に発送予定です)