SOLD OUT
川添い「月替りの読書便」は、今時分に読みたい1冊と、本から生まれた菓子、季節の菓子を1点ずつお届けします。
五月。GWが終わり、田んぼに水が張り、庭の草木は一斉に葉を広げています。秋田でもようやく半袖で心地のよい季節がやってきました。ここから、もうすぐ、あのうだるような暑さに足を踏み入れていく。その一歩手前に読みたいのが、先々月に刊行された短編集『夏を待つ』です。著者は、京都で本屋を営み福祉の仕事をするかたわら、小説を書いているという折小野和広さんです。
本を読むことは、やがてくる物語のピークを進みながら待つという行為。それはどこか、夏を待つのと似ているような気がします。その盛りはどこか探りながら、でも気がついたらもう過ぎてしまっていることもある。夏へと向かう季節のなかで、少しずつ読み進めるのにぴったりの本だと思います。
◯本
『夏を待つ』(折小野和広/著)
SF、リアリズム、ファンタジー…あえてジャンルは統一せず編まれたこの短編集には表題作を含む7つの物語が綴じられており、直接的に、間接的に夏を感じさせるシーンやモチーフが登場します。電車を乗り継ぎ海へと向かう高校生の夏休み、雨上がりのプラットフォームで遭遇する不思議な光景、駅のコーヒースタンドでひたすらあの季節を待つ女性…それぞれが含む夏というイメージに顔を浸し、物語をみつめるような読書体験です。
◯菓子 ※写真はイメージです
本から生まれた菓子『夏を待つ』: お楽しみに
季節の菓子: ハーブのクッキー
◯値段
3,090円(税込)
※うち書籍代 1,980円
※ポスト便にてお届けします(送料 250円)
※日時指定はできませんのでご了承ください
◯予約締切
5/25 (月) 24:00(5/26に発送予定です)